いけだ鍼灸・整体院では『鍼灸』『整体』『簡単な運動療法』の
3つを組み合わせて痛みの改善を行います。
鍼灸・整骨院で15年以上の経験を積んだ私が
すべてを担当する完全一人の院です。
突然ですが、同じ腰痛でも『ぎっくり腰』と『20年患った腰痛』では、症状の原因が違うのは当然です。
つまり、2つの腰痛の治療方法は違うものになるのは自然な流れ。ということが理解いただけると思います。
だからこそ、いけだ鍼灸整体院では問診(症状の原因)を重視しています。
以下は、皆さんに共通していることが多く当院でみることも多い『背骨の機能低下』が、なぜ症状の引き金となっているのかについて解説を行っています。
2つの原因をまずは知ることから
繰り返しますが、まずは何が症状の原因になっているのかを知りましょう。これは治療方法よりも大切です。
原因が分からなければ、何の治療をするのか計画を作れないからです。
腰痛の治療をするのではなく、腰痛の原因の治療という考え方をします。(単純そうな肩こりでも原因は皆さん違います)
原因①姿勢が悪いのはなぜ良くないのか?背骨の弯曲が最重要
姿勢が悪いと良くない!と耳にしたことは誰もがあると思います。
身体の一部に負荷がかかり、肩こり・腰痛の原因になるという説明がインターネット上では多くみられます。
さらに『姿勢が悪くなる原因』を検索すると筋力不足・柔軟性不足・ストレートネック・猫背・骨盤の歪み・体の歪みなど、様々なことが出てきます。
姿勢を気にしている方が、これら『姿勢が悪くなる原因』の何から手をつけたら良いのか分からなくなるのも当然です。
さらに、人によっては重要なものとそうでないものが含まれてしまうのが厄介なところです。
しかし、現代人においては、一般人からアスリートの方でも最も重要で最初に見るべきは『背骨の弯曲の数』に行き着きます。
実際にストレートネックや猫背を改善させようと考えた時は、この背骨に対して施術を行うことになるからです。
では、なぜ背骨の弯曲が大切なのでしょうか?
背骨の重力に対する抵抗力=弯曲の数の二乗+1
という式があります。
人間の背骨は成長と共に3つの弯曲を作り、抵抗力が増して体重を支えられるようになります。
生まれたばかりの赤ちゃんの背骨はC字型の形をしていて弯曲が一つで抵抗力がありません。
背骨の成長と共に『首の弯曲・前カーブ』が出来ることにより、首がすわり(3~4ヶ月)頭を支えれるように
『腰の弯曲・前カーブ』が形成され始める段階で(1年頃)立つことが出来ます。
大人と同じようなS字型の背骨が完成するのは13歳頃とされています。
筋力・柔軟性・骨盤などよりも背骨の弯曲の数が非常に大切です。
大人は3つの弯曲がありますが、不良姿勢となると下図のように背骨の弯曲の数が2つに減ってしまいます。
つまり背骨の抵抗力としては、子供以下の力になります。
それでも生活できているのは筋肉や股関節などの各関節が頑張ってくれているからです。
当然、そのような生活を続けていれば、いずれ身体に様々な症状として表れてきます。
赤ちゃんが筋力をつけて歩き始めないのと同じで、まずは背骨の機能を取り戻すことが最優先です。
筋力をつけて姿勢を正そう!という考えは明らかに順番が逆ということがお分かりいただけると思います。
同じような説明になりますが、「不良姿勢」は「正常な姿勢」の半分の力しか出せない状態です。
足りない半分の5の力は他の筋肉や関節から借りてくることになります。
この筋肉や関節に加わる負担は、本来の仕事+背骨の仕事になってしまうので、
オーバーワークでいずれ壊れる(症状が出る)のは当然な流れになってしまいます。
足りない力を借りてくる場所は、首・肩・腰、股関節、足関節すべてで起こる可能性があります。
まとめると、不良姿勢(背骨の弯曲数の減少)は、結果として今症状の出ている肩こり・痺れ・各関節の痛みの一因となります。
肩こりでキツイ所をマッサージして一時的に楽になっても
背骨の機能(弯曲)を改善しなければ、ずーっと肩こりに悩まされることになります。
原因②硬い所が痛いのではなく、働きすぎているから痛い
首から腰までの背骨は24個の骨で作られています。
24個の骨、一つ一つが協調して動くことによりスポーツはもちろん、基本的な「おじぎ」をしたり座ったりの動作が出来るのですが、
24個の骨の中でも『動きの良い骨』と『動きの悪い骨』があります。
私たちが何気なく動いてる時、『動きの悪い骨』が仕事をサボっているので『動きの良い骨』が予定されていた仕事よりも多く働いてくれています。
何度も動くことを強いられる『動きの良い骨』は過度に圧迫されたり、伸ばされたりしてストレスが蓄積しやすく、様々な症状を引き起こしてしまいます。
原因はサボっている骨ですが、痛い所は働きすぎている骨
つまり痛い所=原因ではないケースが生まれます。
症状が出ている肩こりの部分をいくらほぐしても改善しない例になります。
硬い所に痛みが出ると思われることが多いですが、
実は硬い所ではなく、動きの良い所に痛みが出るのがポイントです。
皆さんが仕事を行う時と同じで、働きすぎると壊れてしまいます。
改善のために必要なことは何か
人の身体に限らず物体は柔らかい所が最初に動きます。
ストレッチを行った後に身体全体を見ると動きは良くなっているのですが、
細かく一つ一つを見ると、動きが悪い所はストレッチをしても当然動かず、動きが良い所はさらに動きやすくなるので、アンバランスが助長され悪化していることがあります。
動きが悪い所はストレッチが効きにくくアンバランスの改善がされません。
必要なのは⓵弯曲を作り背骨の機能を強くすること⓶動きの悪い所を狙って動かすこと
これは運動療法+整体でないとアプローチが難しいケースがあります。
※ストレッチをすることは良いことです。私も施術でストレッチを選択することは多いですし、良い効果をもたらします。
ただしお悩みの原因によっては、細かく狙って動かすことや別の手段が好ましいケースがあります。
実際の施術(運動療法)
一枚目はベルトを使い、股関節を正しい位置に誘導しながら運動している様子です。
改善例:股関節の詰まり感・歩行痛
二枚目はデスクワークなどによる不良姿勢(猫背など)で起こった首の機能低下の改善を運動で行っています。
施術にはいくつかのレベルがあり、始めはご自身による運動から行い、必要であれば私が写真のように触れながら動きを誘導する形になります。
改善例:頭痛・猫背・肩こり・腕の痺れなど
三枚目は問診で確認できた動きの悪い骨をピンポイントで動かしながら運動を行っています。
解剖学的に正しい方向へ正しい力で誘導をかけるだけで一つの治療方法となります。
改善例:猫背・肩こり・腰痛など
紹介した3つの写真すべてご自身で動かしていただいております。私は正しい方向へ誘導をしているだけで極めてソフトな施術です。
ボキッと鳴らしたり無理やり動かすことは絶対にありません。
その他、ぎっくり腰・痺れにも運動療法を併用していくことをご提案させていただくことが多いです。
スポーツジムで行う教室や筋トレのような激しい運動・汗を流すほどの運動は提供しておりませんので、ご注意ください。
一つのエクササイズは一回数秒で完結し、種類も首肩こりであれば1~2つ程度になります。
このページでは運動療法を詳しく記載しましたが、鍼灸または整体と併用することがほとんどです。
正しい背骨の構造と動くべき関節が正しく動くことで負担は分散し、その結果で痛みやコリが出ない身体を目指します。
よくある質問
- Q料金を教えてください。
- A
初診時は一律8,000円になります。
2回目以降
1時間 8,000円
30分 4,000円になります。
お支払いは現金のみとなっております。
- Q予約が必要ですか?当日予約は可能ですか?
- A
はい、予約が必要になります。
当日予約も大歓迎しております。
施術中は完全にお一人様に集中致しますので、ご来院いただいても対応が出来ません。
同様の理由で、すぐに連絡が取れない場合がございますので、お問い合わせはLineを推奨しております。
- Q整体または鍼灸だけを受けることは出来ますか?
メニューが決まっていなくても予約して大丈夫ですか? - A
もちろん大丈夫です。
お話してメニューを決める方・完全にお任せされる方・あらかじめ施術内容を決めて来院される方が現在いらっしゃっております。
問診後、施術メニューのご提案を致しますが、何を行うかは一緒に決めていくのが望ましいと考えております。
- Q予約方法を教えてください。
- A
予約方法はLine・ネット(外部サイト)・電話の3種類ご用意しております。
Line、ネット予約ともに営業時間外でもご利用いただけますが、返信が遅くなる場合がございます。
予約希望日が当日または翌日14:00までの場合は、比較的確認が速く出来るLine予約をお選びください。Line予約:①お名前 ②ご予約希望日・時間を教えていただき、私の返信をもって予約の完了になります。
ネット予約:外部サイト(RESERVA様)にて、予約の空きが分かるカレンダー上で希望日・時間の選択をしていただきます。
こちらも私の返信をもって予約の完了になります。
- Q初診時の所要時間を教えてください。
- A
症状とお悩みの数により大きく異なります。
初診時は問診が必要になりますので60分~120分ほど頂くことが多いです。
お時間に限りがある場合は事前にline・電話にてお悩みを教えていただけますと、より詳しい目安をお答えできます。
「頭痛と肩こりが悩みで、受診したいが〇〇時までに出たい」
「頭痛と肩こりが悩みですが所要時間はどれくらいになりますか?」などお伝えください。
- Q初診時の所要時間を教えてください。(頭痛・肩こり)
- A
問診(15~25分)、鍼30分、整体30分、運動療法5~10分(合計90分前後)
鍼が怖いなどご希望により、鍼30分を省略(合計60分)または整体の時間を増やす(合計90分)など
ご本人様とお話しして決めて行きます。
- Q初診時の所要時間を教えてください。(腕の痺れ・坐骨神経痛)
- A
問診(20~30分)、鍼30分、整体30分、運動療法15分(合計100分前後)
鍼が怖いなどご希望により、鍼30分を省略(合計70分)または整体の時間を増やす(合計100分)など
ご本人様とお話しして決めて行きます。
- Q初診時の所要時間を教えてください。(ぎっくり腰)
- A
問診(5~15分)、運動療法(10~30分)、鍼30分、整体15分(合計40~70分前後)
問診の体勢すらキツイ・ベッドに寝れない等
症状の強さと随伴症状(同時に痺れが出ている等)により施術内容・時間は大きく異なります。
- Q子供を連れて施術を受けることは出来ますか?
- A
キッズスペースなどの用意はございませんが、お子様一人が椅子で待てるようでしたら問題ございません。
ご予約いただいた時間は貸切り状態となります。
11階ということもあり静かな空間で周りを気にすることもありません。
集中してお身体のお悩みに向き合うことが出来ます。
2回目以降は担当が変わることもなく、初回後のお身体の変化を確認しながら、施術の続きを行います。